「(後半)月齢0.4〜牡羊座新月(皆既日食) 2024/4/9」
テーマ:今こそ自分の魂の持つアイデンティティーに目を向ける時、過去を刷新し「魂としての自己」を生き始める、自分と世界の「変容」を受け入れ、魂が持ち越してきたテーマにフォーカスを効かせていくとき。
※新月のチャートは記事の「前半」に載せています。
今回は、牡羊座という12サインの一番先頭のサインで起きる新月であり、それは“ゲートオブハデス”と言われる2ハウスに位置しています(ハデスはギリシャ神話の冥府の王)。
さらに、この新月の度数自体にも、サビアンシンボルで見ると「変容」と関わる意味合いが見て取れる(ドデカテモリーが蠍座)ので、まず一つの注目すべきポイントとしてこのテーマが強調されていると見ることが出来ます。
また、もう一つ注目すべきはドラゴンヘッドやキロンも、太陽・月とコンジャンクションしている点です。ということは、シンプルに「魂が長い間持ち越してきた課題」や「非常に深い傷やコンプレックス」とこの新月が象徴するテーマが、密接に関わっているということが言えます。 ちなみに、この週末に個人セッションを受けてくださった方々は一人の例外もなく、ノード軸(ドラゴンヘッド・テールが示す過去から持ち越してきた課題と未来への可能性を表す)絡みの課題に直面している方々でした。
ここから読み取れることがつまり、冒頭で書かせていただいたテーマであり、今回の新月図が表す以下のメッセージではと感じます。
・今こそ自分の魂の持つアイデンティティーに目を向ける時
・過去を刷新し「魂としての自己」を生き始めよ
・自分と世界の「変容」を受け入れ、魂が持ち越してきたテーマにフォーカスせよ
では、具体的にどのように取り組んでゆけば良いのでしょう。
「この世界をどのように見ていくのか」と関わるASCは魚座であり、1ハウスには火星と土星のコンジャンクション、そしてルーラーである海王星と金星のコンジャンクションもあります。
このように魚座のテーマも強調されていることから、まずは「自分のエゴの視点から見た色眼鏡を一旦脇に起き、過去に起きたことや今現在起きていることを “ノージャッジメント”で捉えてみること」だと思います。
物事に良し悪しや幸・不幸のレッテルを貼っているのは人間であるエゴの部分であり、その大半は生まれてから徐々に刷り込まれていった、社会的な概念に基づいてなされています。しかし、霊的な視点から見ると、ここで起きる出来事に本当は良いも悪いもなく、わたしたちは全てが表裏一体の世界に生きているのだということが言えます。
エゴの領域で「こうありたい」という理想や欲求を持つのは人間の成長にとって不可欠なことですが、魂はエゴが想像もつかないようなことを本当は望んでいる可能性があります。チャートで言えば、太陽(スピリット)と月(魂という器)の関係性になぞられられますが、二つ揃って「自己」であると言えます。
なので、過去に起きた事や今の現実が、エゴ的にはどんなに希望とは異なるものであったとしても、過去も含め「目の前の現実は全て必然であり完璧なんだということ」「魂にとって必要な経験や学びは必ず自分の目の前に提示されること」誰もが「霊的な視点から見てスペシャルな自己を表現しにきていること」に絶対的な信頼を持つことをぜひお勧めしたいと思います。
先日一緒に食事をした知人ともそういう話になりましたが、実際にこの新月の前後くらいから、自分の目指す理想のイメージが実はエゴが作り上げた虚像であり、魂が望んでいる経験や表現しようとしている姿というのは全く違うところにあったのではと認識ざるを得ないような出来事が、私自身や周囲の人たちに次々に起きています。
この週末は、エゴの色眼鏡を一旦脇に起き、ちょっと肩の力を緩めて自分の奥底に持っているナチュラルな感覚を感じ取ってみてください。皆既日食の影響はこれからしばらく続きますので、ぜひ焦らずに自己の探求を行っていきましょう。
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